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ECBの前に立ちふさがるインフレの壁-利下げ困難FRB並みも

記事を要約すると以下のとおり。

欧州中央銀行(ECB)が米連邦準備制度理事会(FRB)と同じような金利引き下げへの障害に直面するのではないかという懸念が高まっている。
中銀預金金利は4%から引き下げられるだろう。
    INGのマクロ調査グローバル責任者、カルステン・ブルゼスキ氏は「米国の粘着性のインフレ問題は、欧州にも波及する可能性がある。」
さらに憂慮すべきは、サービス価格の急上昇と予想外のコアインフレ率上昇だ。
しかし、インフレ動向のこのところのパターンは米国に類似している。
しかし、今後の欧州の物価上昇要因は米国でのインフレ持続の背景にあるものとそれほど違わないかもしれない。
Euro-AreaWageGrowthTickedUpAgaininFirstQuarterSource:ECB  パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)のポートフォリオマネジャー、コンスタンティン・ファイト氏は、シュナーベルECB理事が2022年に行った講演でインフレの粘着性は「インフレについては謙虚な姿勢で臨むべきだと教えてくれる」と述べている。
 ラガルド総裁らは米国と欧州の経済状況の関連性を軽視している。
 しかし、ユーロ圏のインフレ率に追随しているという事実は無視できない。

[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース ECBの前に立ちふさがるインフレの壁-利下げ困難FRB並みも

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