FRB、対象の大手23行全てが今年のストレステスト通過
記事を要約すると以下のとおり。
ウォール街の大手銀行は、米連邦準備制度理事会(FRB)による今年のストレステスト(健全性審査)を通過した。 FRBは各行が30日に株主還元策を発表し始めることができると説明した。しかし、今年の審査結果はすぐに配当や自社株買いの発表にはつながらないかもしれない。JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)を含む大手8行の審査には今回初めて、トレーディング勘定へのインフレ圧力の増大や金利上昇を伴う市場ショックのシナリオも盛り込まれた。バーFRB副議長は声明で、「今回のストレステストは、その他ストレスに対して審査する可能性に備えるのに役立つと考えられる。」 FRBによれば、今回の審査では「最大手行のトレーディング勘定はテストの金利上昇環境に対して回復力がある」ことが示されたという。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース FRB、対象の大手23行全てが今年のストレステスト通過