FRBの量的引き締めで緊張解けぬ短期金融市場-株価・国債は上昇も
記事を要約すると以下のとおり。
米金融当局が来年の利下げに向けた地ならしに方向転換し、13日の米金融市場で株価や国債相場が大幅上昇した一方で、短期金融市場である翌日物の資金調達市場は緊張を解くことができずにいた。レポ金利が一時10%まで急上昇して金融当局の介入も必要とされなかったものの、いずれの出来事も翌日物資金調達市場の正常な機能を確保する上で、当局と銀行、他の金融機関との間のバランスがデリケートさを増している現状を浮き彫りにした。 パウエル議長は13日の会見で、現行の準備預金の水準を「幾分上回る」状態が続くように確保するため、必要に応じてバランスシート圧縮のペースを落としたり圧縮を停止したりする意向だと述べた。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース FRBの量的引き締めで緊張解けぬ短期金融市場-株価・国債は上昇も