ＦＲＢ当局者、少なくとも年内あと１回の利上げ想定－インフレ根強く

米金融当局者2人は22日、少なくとも年内あと1回利上げする可能性があり、2％のインフレ目標を達成するには、政策金利をより高くより長く維持する必要があるかもしれないとの認識を示した。
　金利据え置きを決めた今週のＦＯＭＣ会合後にあわせて公表された四半期の経済見通しでは、当局者1人が来年6ー6.25％のレンジを予想。
力強い労働市場を背景に、全般的に2024年の想定利下げの回数が減った。
コリンズ氏は今年のＦＯＭＣ会合で投票権を持たない。
　ボウマン理事はさらに、予想されていたほど利上げが融資に影響を及ぼしていないようだとも指摘。
サンフランシスコ連銀総裁、インフレとの闘いでまだ勝利宣言できず　　インフレが物価安定の回復に向けた軌道を進んでいるとの確信が得られるまでは「あるべきところに到達したと満足することはない」と、グレーター・フェニックス・リーダーシップが主催したイベントで語った。
総裁は今年のＦＯＭＣ会合で投票権を持たない。