【イスラエル】スナク英首相、19日にイスラエル訪問－紛争拡大阻止へ

スナク英首相はイスラエルとイスラム組織ハマスの紛争拡大阻止を目指し、2日間の日程で中東諸国を歴訪する。
これに先立ち、イスラエルは物資がハマスの手に渡らないことを条件にガザ南部への搬入を認めるとしていた。
一方でガザとヨルダン川西岸地区の住民向けにも1億ドル（約150億円）の人道支援を行うことも明らかにした。
ホワイトハウスが声明で発表した。
国連安全保障理事会ではイスラエルとハマスの紛争を巡り、人道支援のため戦闘の一時的停止などを求める決議案の採決が行われ、米国が拒否権を行使して否決された。
　一方、ガザに入るエジプト国境は閉鎖されたままで、数百トンの支援物資が引き続き足止めされている。
この数時間前にイスラエルのネタニヤフ首相と会談した際、バイデン氏は爆発が「イスラエルでなく別の組織」の過失である公算が大きいとの見解を述べていた。
これを受けてブレント原油は一時3％上昇し、ガザの病院爆発はイスラエル到着後にネタニヤフ首相と会談し、1バレル＝93ドルに迫った。
　ただ、アラブ諸国に懐疑的な見方が広がっていることも認め、イスラエルの責任だと思い込んでいる人々の説得に取り組んでいると語った。