【米国市況】株は今年の安値更新、CPI控え-ドル一時146円97銭
記事を要約すると以下のとおり。
12日の米株式相場は下落。米国株下落、議事要旨を見極め-先物は反落 S&P500種株価指数は前日比0.3%安の3577.03。ダウ工業株30種平均は28.34ドル(0.1%)下げて29210.85ドル。FOMC議事要旨、抑制的水準への利上げ支持-調整必要との声も(1) アルパイン・ウッズ・キャピタル・インベスターズのサラ・ハント氏は「市場はFOMC議事要旨を待っていた以上に、あすのCPIを待っている」と指摘。13日に発表される9月の米CPIでは、変動の大きい食品とエネルギーを除くコアCPI、40年ぶりの高水準に再加速の予想-住宅賃料の上昇継続で モルガン・スタンレー・グローバル・インベストメント・オフィスのモデルポートフォリオ構築責任者、マイク・ローウェンガート氏は「価格が高い状況は続いているため、PPIで財やサービス価格上昇が見られるのは意外ではない」とリポートで指摘。 米国債相場は上昇。利益確定の動きや、FOMC議事要旨の公表後に米国債利回りが低下したことなどが背景。 円は主要10通貨に対して値下がりし、対ドルでは約24年ぶり安値を更新した。 主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.1%安の1ドル=146円87銭。ポンドは対ドルで1.1088ドル。この日公表されたFOMC議事要旨では、景気抑制的水準への政策金利引き上げへの支持が示された。ロンドンICEの北海ブレント12月限は1.84ドル安の92.45ドル。 金スポット相場は上昇。その一方、幾人かは利上げペースの調整が重要だと指摘した。一方、ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限はFOMC議事要旨の公表前に、0.5%安の1677.50ドルで終了した。
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