【米国市況】株上昇、銀行混乱の最悪期過ぎたとの見方-134円台前半
記事を要約すると以下のとおり。
14日の米株式相場は上昇。 S&Pグローバル・レーティングはファースト・リパブリック・バンクを「ウオッチネガティブ」に指定したほか、ムーディーズ・インベスターズ・サービスは米国のバンキングシステムの見通しを「ネガティブ(弱含み)」と、これまでの「安定的」から引き下げた。「前日の取引終了時点では、米消費者物価指数(CPI)がどうなるか織り込もうと努めていた。」 2月の米CPIは前月比0.4%上昇。米CPI、コア指数が予想上回る-FOMCに利上げの圧力(3) ニュースレター「ザ・セブンズ・リポート」を創業したメリルリンチの元トレーダー、トム・エッセイ氏はCPIを受けて、米金融当局が来週に再度の利上げを実施すると見込んでいる。2月のCPIでインフレの高止まりが示されたことが背景。国債直近値前営業日比(bp)変化率米30年債利回り4.25%27.23.80%9.23.69%11.26.84% 米東部時間16時58分 BMOキャピタル・マーケッツの金利ストラテジスト、イアン・リンジェン氏は「全体として、これはインフレの最新情報で、これだけを見れば、来週の25bp利上げは既定路線であることが示唆される」と指摘。米金融当局は次回の政策決定で、インフレ高進継続と銀行セクター混乱をてんびんにかけて検討する可能性が高いとみられている。「ユーロと円のロングにとってプラスだ」と述べた。原油 ニューヨーク原油相場は取引終盤に大きく下落。ウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物は3カ月ぶりの安値。WTI原油先物出所:Nymex 15日には国際エネルギー機関(IEA)が需給見通しを発表する。ロンドンICEの北海ブレント5月限は3.32ドル下げて77.45ドル。 SVB破綻の余波によるリスクは消えていないと、オアンダのシニアマーケットアナリスト、エド・モヤ氏は指摘する。と述べた。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 【米国市況】株上昇、銀行混乱の最悪期過ぎたとの見方-134円台前半