【米国市況】株続伸、弱い経済指標の影響払いのける－一時144円91銭

3日の米株式相場は続伸。
4－6月（第2四半期）の納車台数が過去最多となったと前日に発表したことで買いを集め、競合他社やバッテリー供給業者の株価も連れ高となった。
同指数は1－6月（上期）として過去最大の値上がりを記録した。
その場合、年内あと3回ではないにせよ、これまでに織り込んできたあと2回の利上げは実施されることになるだろうとブルームバーグテレビジョンで述べた。
米ＩＳＭ製造業景況指数、3年ぶり低水準－生産や雇用など低調(2)　　市場関係者の間からは、近づきつつある決算発表シーズンや、7日に発表される米非農業部門雇用者数など今後得られるデータから、米経済の健全性に関する手掛かりを得たいという声が聞かれる。
国債　　米国債相場は下落（利回り3.86%0.07%米10年債利回り4.94%4.00.30.46%米2年債と10年債の逆イールド（長短金利差の逆転）が一段と拡大。
2年債利回りが一時4.96％に達し、10年債の逆イールドが進行－1980年代初期以来で最大に開いていた。
外為　　外国為替市場では円が主要10通貨に対して弱含んだ。
為替直近値前営業日比変化率ブルームバーグ・ドル指数1232.86-0.14-0.390.27%ユーロ／ドル$1.0914$0.01%ドル／円¥144.70¥0.05%  米東部時間16時49分　　クレディ・アグリコルＣＩＢのＧ10為替調査・戦略責任者、ウィン・シン氏は「変動の大きい相場展開が続くと予想されるが、イベントリスクを考えると、今週ドルをショートにするのは非常に危険だと考える」と述べた。
　このほかオーストラリア・ドルが米ドルに対して3営業日続伸した。
サウジアラビアが自主減産をもう1カ月継続する意向を明らかにしたことで上昇したが、米経済統計をきっかけにマイナスに転じた。
製造業総合景況指数は約3年ぶりの低水準だった。
　両国の動きは主要産油国による原油価格押し上げられている状況を懸念している。
商品先物取引委員会（ＣＦＴＣ）のデータによれば、ヘッジファンドやその他マネーマネジャーが先週ＷＴＩに関して建てた新規の弱気ポジションは、2017年以来の規模に膨らんだ。
　ニューヨーク商業取引所（ＮＹＭＥＸ）のＷＴＩ先物8月限は76セント下げて74.65ドル。
スポット価格はニューヨーク時間午後2時8分現在、前営業日比0.1％未満）上昇の1929.50ドルで引けた。