【米国市況】株続落、大幅利上げ継続観測強まる-ドル148円前半
記事を要約すると以下のとおり。
1日の米株式相場は続落。S&P500種は前日比0.4%安の32653.20ドル。 大型ハイテク株がこの日も相場を押し下げた。10月に一段高が何度か阻まれていた抵抗水準の近くで取引された。 ニューヨーク・ライフ・インベストメンツのエコノミスト兼ポートフォリオストラテジスト、ローレン・グッドウィン氏は、高インフレの中でも米利上げが小休止する可能性はあるとの見方だ。 米国債市場ではニューヨーク時間午後4時17分現在、10年債利回りがほぼ変わらずの4.05%。ニュージーランド・ドルと円が対ドルでの上昇率上位となった。 ジェフリーズのストラテジスト、ブラッド・ベクテル氏は1日付のリポートで「岸田文雄首相が発表した新たな財政措置が現行の金融政策設定と相まって、ドル・円は再び150円を試すことになるだろう」と述べた。ドルの軟化も、ドル建てで取引される商品の投資妙味を高めた。WTI先物(白)、9月29日終値(81.23ドル、オレンジ)出所:Nymex ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のマクモニグル事務局長は、アブダビ国際石油展示会・会議(ADIPEC)でブルームバーグテレビジョンに対し、原油には2つの市場があると指摘。「現物市場は非常に逼迫(ひっぱく)している。」FOMCの決定発表を翌日に控えてドルが下げ、ドル建てで取引される金が買われた。金利上昇は利息を生まない金投資の妙味を低下させる。「しかし景気の回復が始まり、金融緩和が議題に上がるようになれば、価格は上向くはずだ」と予想した。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 【米国市況】株続落、大幅利上げ継続観測強まる-ドル148円前半