【米国市況】S&P500は小幅高、週間では連騰ストップ-ドル乱高下
記事を要約すると以下のとおり。
5日の米株式相場は小幅高で終了。週間下落率としては昨年10月下旬以来の大きさ。つまり、取引初週のこの混乱は、厳しい1年を覚悟せよと我々に告げているのだとリポートに記した。これを受けて市場では3月利下げの観測が後退し、株式相場の勢いは失速した。今年のFOMCで議決権を持つバーキン総裁は「インフレが目標に低下する説得力のある道筋をたどっているとの確信と自信が高まるにつれ、金利を通常の水準に戻すことに概念的に異論はない」と記者団に述べた。これが続くことを期待しているとし、「労働市場と景気、インフレがたどってきた軌道は、同当局による一連の決定が適切だったことを示唆していると続けた。」 連邦公開市場委員会(FOMC)会合の日程に連動したスワップ契約では、雇用統計の発表直後には利下げの織り込むようになった。しかし、そうした動きは今年に入ってから巻き戻しが進み、2年債利回りは週間ベースでは昨年12月初旬以来の上昇となった。為替 外国為替市場でもドルが乱高下。ただ週間ベースでは0.9%上昇と、昨年11月初旬以来の大幅高を記録した。週間ベースでも上昇した。イエメンの親イラン武装組織フーシ派は3日、紅海でまたも商船を攻撃したと表明していた。金 金スポット相場は小幅上昇。サービスセクターの雇用は米経済の大部分を占めるため、同雇用の数字について、「雇用が弱くなることを市場に確信させている。」年内の金融緩和という観点で「金トレーダーらは米金融当局自らが望んでいる以上の積極的な政策行動を織り込んでいるのではないか」と述べた。
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