【米国市況】S&P500種が反発、ハイテクが上げ主導-153円20銭台
記事を要約すると以下のとおり。
11日の米株式市場では、S&P500種株価指数が反発。株式終値前営業日比変化率S&P500種株価指数5199.0638.420.74%ダウ工業株30種平均38459.08-2.43-0.01%ナスダック総合指数16442.20271.841.68% 決算シーズンが本格化し、12日にはJPモルガン・チェースとウェルズ・ファーゴ、シティグループが発表する。3月の米PPI、11カ月ぶりの大幅上昇-一部項目では伸び鈍化(3) 投資会社サンダース・モリスのジョージ・ボール会長は「今後の相場を動かすのは米利下げ観測ではなく、収益だ」と指摘。ハイテク中心のナスダック100指数は1.65%上昇した。「Mac」シリーズの刷新を準備しているとの報道が好感された。 ブルームバーグ・インテリジェンスがまとめたデータによると、S&P500種構成企業の第1四半期の1株利益は前年比3.8%増が見込まれている。 12日の銀行決算では、純金利収入や投資銀行業務といった利益を左右する要素に関して、銀行側の見通しや見解が注目されそうだ。 「高金利にはコスト上昇に耐えきれなくなった借り手のデフォルト(債務不履行)につながるというマイナスの意味合いもあるとし、「金利低下への期待が今年に入り銀行株を押し上げてきたが、労働市場の逼迫(ひっぱく)とインフレ指標の高止まりにより、低下期待は勢いを失っていると述べた。」 3月のPPIは前年同月比で11カ月ぶりの大幅な伸びとなった。国債 米国債は高安まちまち。国債直近値前営業日比(bp)変化率米30年債利回り4.30.37% 米東部時間16時56分為替 外国為替市場でドルはほぼ変わらず。欧州中央銀行(ECB)は政策金利を据え置き-インフレ低下なら利下げが近く可能になると、これまでで最も明確なシグナルを送った。一時152円80銭まで上昇する場面もあった。 バンク・オブ・アメリカ(BofA)などのストラテジストは、日本当局による新たな介入ラインとして、1ドル=155円の可能性が強まっているとみている。 米エネルギー情報局(EIA)が10日に発表した週間統計で、先週の米原油在庫は584万バレル増加し、昨年7月以来の高水準となった。ロンドンICEの北海ブレント6月限は74セント(0.8%)下落し、89.74ドルで引けた。前日の米CPIは予想を上回る伸びを示していた。 金スポット相場はニューヨーク時間午後3時12分現在、1.2%高の1オンス=2362.29ドル。
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