【起債評価】10年地方債スプレッド、3カ月ぶりに縮小-5月第1陣
記事を要約すると以下のとおり。
日銀は4月28日、植田総裁就任後初の金融政策決定会合でイールドカーブコントロール(長短金利操作、YCC)を軸とする緩和策の影響で地方債の発行条件のベースとなる10年物国債利回りは過度に下押しされ、イールドカーブ(利回り曲線)は長短の金利水準が逆転するいびつな形状が継続。10年地方債はベース金利の適正水準を巡る不透明感などを背景に投資家の買い安心感が戻りつつあることが示されている。日本証券業協会が公表する公社債店頭売買参考統計値によると、4月に起債された10年地方債の平均利回りはおおむね0.77%程度を下回っている。対国債カーブスプレッドは14bpと、4月の15bpから縮小した。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 【起債評価】10年地方債スプレッド、3カ月ぶりに縮小-5月第1陣