【ECB】タカ派的な緩和、政策の方向性は不透明-市場関係者の見方
記事を要約すると以下のとおり。
欧州中央銀行(ECB)は6日、利下げの約束を果たしたが、インフレ率が目標の2%に戻るにはこれまで予想していた以上の時間がかかるとの見通しを明らかにし、今後の政策の方向性を巡り投資家を疑心暗鬼にさせた。◎アビバ・インベスターズのシニアエコノミスト兼ストラテジスト、バシレイオス・ギオナキス氏:ECBは政策委員会が0.25ポイントの利下げを決定したが、高止まりする物価上昇圧力への不快感も伝えようとした。ラガルド総裁は追加利下げ休止と、9月の利下げ可能性に含みを持たせた◎ナティクシスの金利ストラテジスト、テオフィル・レグランド氏:金融政策を緩和したが、賛成票を取り付けるためにインフレ見通しの引き上げで合意せざるを得なかった。ECBが次に動くタイミングは不明だ。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 【ECB】タカ派的な緩和、政策の方向性は不透明-市場関係者の見方