アジア株見通し引き下げ、投資家の中国経済巡る楽観後退－ＢＮ調査

今年のアジア株見通しを投資家が引き下げている。
ブルームバーグが3カ月前に実施した2022年3月の水準を下回ることになり、投資家は大きな金融政策シフトを織り込む準備がまだできていないことがうかがえる。
　また、アジア株が世界の他の地域よりも速いペースで上昇すると見越し、中国の政策見通しは依然として不透明だとしながらも、バリュエーションが魅力的な水準にあると説明した。
　ブルームバーグがまとめたデータによると、ＭＳＣＩアジア太平洋指数の年初来パフォーマンスはＳ＆Ｐ500種株価指数を約10％下回っており、バリュエーションのディスカウント幅は29％と年初の25％から広がった。