ブラックロックなど米大手資産運用会社、期間が短めの米国債を選好
記事を要約すると以下のとおり。
米債券投資家は米国債市場のうち、今年の著しい相場下落から一定の防御が期待されるとともに一部の人々が引き続き予想するようなリセッション(景気後退)の備えにもなる年限を選好している。 10年債と30年債の利回りは2007年以来の高水準を一時更新し、過去1カ月間の険しい下げの主なダイナミクスであるイールドカーブ(利回り曲線のこの種のシフトはリセッションに先行する傾向がある。 学生ローンの返済再開や全米自動車労組(UAW)によるストライキなどの衝撃に見舞われている米経済にとって、長期債の利回り急上昇はさらなる逆風となる。 ブルームバーグの指数のデータによれば、米国債のリターンは21年と22年にそれぞれマイナス2.2%となっており、こうした中で長期債は歴史的な急落となっている。 ブラックロックのシニアポートフォリオマネジャー、ジェフ・ローゼンバーグ氏は同日のブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「30年債などは買いたくないが、イールドカーブの短期の部分は一段と魅力的な水準に達し始めていると語った。」
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース ブラックロックなど米大手資産運用会社、期間が短めの米国債を選好