リスク資産抱えたウォール街のファンド、悪材料山積で動揺広がる
記事を要約すると以下のとおり。
ほんの数週間前まで、米資産運用担当者にとって、全ては安易に感じられた。 10日には、3月の米消費者物価指数(CPI)が予想を上回る伸びとなり、米10年債利回りは4.5%を突破してドルを押し上げた。 同氏が社長を務めるヤルデニ・リサーチは12日の顧客向けリポートで、「S&P500種はほぼ垂直の上昇を遂げてきたとした上で、ファンドマネジャーが抱える株式と社債へのエクスポージャーは既に資産全体の3分の2に跳ね上がっている。」 また、JPモルガン・チェースの分析によれば、ノンバンクの投資家による現金への配分は過去10年で最低水準前後にある。トレーダーが見込む今年の米利下げ予想を2回未満と、米金融当局者が3月の金利予測分布図(ドット・プロット)で示唆した予想中央値をも下回っている。
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