ロシア原油処理量、10カ月ぶり低水準－ウクライナのドローン攻撃影響

ロシアの1日当たり平均原油処理量が、週間で10カ月ぶりの水準に落ち込んだ。
　ロシアによる侵攻が3年目に入る中で、ウクライナは前線への燃料供給抑制と石油収入を断つ狙いから、ロシアの主要製油施設と2つの小規模施設がドローンの攻撃を受け、合計で日量48万－90万バレルの原油処理能力が稼働停止に追い込まれた。
　直近では先週末にロシア南部で小規模のスラビャンスク製油所が攻撃を受けた。