中国に悪材料相次ぐ、身構える世界の株式運用者－有望だった投資裏目

中国経済が大幅に減速している。
　キャタピラーやデュポンは直近の決算発表で、中国に関して警鐘を鳴らした。
より幅広い世界株の指数に比べて下落率がほぼ2倍となっている。
大手の中植企業集団が顧客への支払いを停止し、不動産開発大手の碧桂園は公募債でデフォルト（債務不履行）に近づきつつある。
これを受け、中国経済の先行きを巡る投資家や企業、消費者の見方も急速に悪化している。
　ＧＡＭＡアセット・マネジメントのグローバル・マクロ・ポートフォリオ・マネジャー、ラジーブ・デメロ氏は中国当局が支援策を強化しなければ、「多くの資産クラスが苦しむことになるだろうと分析。」