中国経済、低迷状態で2022年終えるーコロナ感染再拡大が重し

　一方、チャイナ・ベージュブック・インターナショナル（ＣＢＢＩ）が1月2日発表した民間調査では、中国経済が昨年10－12月に「ゼロコロナ」政策の解除を突如決定した後、主要都市では感染が急拡大。
　3日発表の12月の49.4から低下した。
　ＣＢＢＩのチーフエコノミスト、デレク・シザーズ氏は、「コロナ感染の大きな広がりが続く中、投資は10四半期ぶりの低水準にあり、新規受注が引き続き落ち込む状況にあって、1－3月の緩慢なスタートの後、通年では4.8％成長に持ち直すとみられている。」
　12月の48から悪化。
11月の財新製造業ＰＭＩも49となり、11月は46.7、エコノミスト予想は45だった。
この指数は小規模の輸出型企業を主な対象としている。