住友商、シェール開発の黒子で稼ぐ-パイプや天然ガス取引に強み
記事を要約すると以下のとおり。
住友商事の上野真吾社長は、脱炭素への過渡期に需要が見込まれるシェール開発の周辺分野で稼ぐ方針を示した。上野氏は説明。 エネルギー関連企業の間では、脱炭素の圧力が強い。 液化天然ガス(LNG)の権益についても「いい案件があれば確保していく」スタンスだという。1.8兆円の投資 住友商は今中期経営計画の最終年度である27年3月期までの3年間おそらくないとする。住友商は他の商社に比べて株価純資産倍率(PBR)で後れを取っており、中計で描いた成長戦略を実現できるかに関心が集まる。第1四半期の時点で進捗(しんちょく)が確認できれば株価が見直される可能性もあるが、足元の株価は重たいとした。ニッケルは電気自動車(EV)向けなどで需要があるものの、同プロジェクトについて「今後さらなる大きな損失は当面ないと思われ、一つの安心材料だ」と述べた。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 住友商、シェール開発の黒子で稼ぐ-パイプや天然ガス取引に強み