円安進行阻もうとする日本の闘いは前途多難-為替トレーダー警告
記事を要約すると以下のとおり。
経済的諸力によって一段の円安がもたらされる可能性が高いことを踏まえると、円相場押し上げには何度も行動する必要があるだろうと、為替トレーダーは日本政府に警告している。29日には一時1ドル=160円17銭と34年ぶりの安値を更新。米金融当局が今週、政策金利をより長くより高く維持する方針を強調してドルの魅力を高めると市場が身構えているだけになおさらだ。 シティグループのアナリストは、4月30日-5月1日に米連邦公開市場委員会(FOMC)会合が開かれ、米景気軟化の有無を測る主要経済指標を市場が注視する中で、円相場は155-160円のレンジで推移すると予測している。一方、米国では金融当局が10-12月(第4四半期)まで政策金利を日本より約5ポイント高い水準に維持すると予想されている。米雇用統計だ。 軟調な米雇用統計は日本の財務省を救うかもしれないとノムラの宮入氏は語る。 日本のポートフォリオマネジャーが、ドル高の持続や進行を想定していれば、ヘッジなしで米債券資産に追加投資する機会になるかもしれないという。
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