イエメンを拠点とする武装組織フーシ派を屈服させることを意図した空爆により、米国とその同盟国は、親イラン武装組織のネットワークを意味する「抵抗の枢軸」を直接相手にすることになった。
抵抗の枢軸の構成メンバーはハマスによるイスラエル急襲に乗じ、まさにその時が到来したと感じているはずだ。
イエメンの研究者アドナン・アルガバルニ氏は「フーシ派はいまや抵抗の枢軸のゲームチェンジャーとなった」と話す。
「イラン自身もフーシ派の実力に驚いている」という。
前出のアルガバルニ氏によると、ヒズボラとイランの革命防衛隊の幹部は、指導者のフーシ氏が率い、指揮統制の役割を果たす「ジハディ評議会」の会合に参加している。
それはまた、ヒズボラが再びイスラエルとの本格的な戦争に巻き込まれるのは避けたい思惑があるイランには役立っていると述べる。
イスラエルにとっては、イランとの争いは新たな局面を迎えている。
反米勢力「抵抗の枢軸」連携、イランの筋書き通りに-フーシ派が存在感
記事を要約すると以下のとおり。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 反米勢力「抵抗の枢軸」連携、イランの筋書き通りに-フーシ派が存在感