天然ダイヤ、ブライダル市場で輝き失う-人工石がシェア奪い価格急落
記事を要約すると以下のとおり。
米国でラボグロウン(人工)ダイヤモンドの婚約指輪を選ぶ人が増える中で、ブライダル用の天然ダイヤ原石の価格が急落している。 業界関係者によると、人工ダイヤの業界は特に目を向けてきたが、その努力が今や実を結びつつある。 だが価格下落幅の大きさとペースが市場を動揺させた。このカテゴリーに人工ダイヤ(ニューヨークで)Photographer:TimothyA.Clary/AFP/GettyImages 数週間で製造できる人工ダイヤは、天然ダイヤ採掘業界にとって存続に関わる脅威と長く見なされてきた。 それでも過去10年の多くの期間は、2-4カラットの原石を研磨することで、その半分程度の大きさに切り出せる「セレクトメイカブル」の価格を積極的に引き下げ、需要減少に対応してきた。事情に詳しい複数の関係者によると、過去1年で40%余り下げ、7月には850ドル前後に下がった。業者間の流通市場と比べると、なお10%割高で、さらなる下落余地もあり得る。
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