安全資産と「トランプ」取引を投資家注視－ビットコイン６万ドル突破

トランプ前米大統領が13日、選挙集会に臨んでいた際に右耳を撃たれたことを受け、金融市場ではトレーダーがセーフヘイブン（安全な避難先）と見なされる資産に殺到し、大統領候補としてのトランプ氏に関連する取引を再評価する可能性が高いと市場ウオッチャーらはみている。
当局は事件を暗殺未遂で容疑者特定　　市場からのコメントは、ドルや米国債、民間の刑務所運営会社やクレジットカード会社、健康保険会社の株式など幅広い。
トランプ氏返り咲き予想上昇、早くも米株市場で勝ち組探し－討論会後　　投資家は関税や移民、財政赤字を巡る共和党の政策がドル高や国債利回り上昇に加え、こうした関連する株式セクターにとってより有利な環境をもたらすと見込んでいる。
　「債券市場はある時点で、トランプ氏のホワイトハウス入りの可能性がライバルの誰よりも高いことに気付くはずだ。」
「市場にとって、これはセーフヘイブン取引を意味するが、非伝統的なヘイブンにより傾斜している」と述べた。