新興国市場、投資家の不安高まる-トルコ大統領選が1週間後に迫る
記事を要約すると以下のとおり。
今年は新興国の政治情勢が変化する可能性があることから、投資家は不安に陥っている。世界的な金融政策の動向や成長懸念、先進国の銀行不安に関連するリスクによって、政治的に不安定な状態に陥れば、混乱および質への逃避が生じかねない。 ユニオン・インベストメント・プリバトフォンズ(フランクフルト)の新興国の株式と通貨の主要指標はいずれも2022年末から約2%上昇にとどまっている。 一部の国では、左派のペトロ大統領が4月下旬、市場寄りの財務・公債相を含む閣僚7人を予想外に交代させた。 トルコでは、現職のエルドアン大統領が野党連合の拡大に直面する中、リラは対ドルで年初来で4.1%下落し、他の大半の新興国通貨を下回るパフォーマンスとなっている。リラの対ドルでのインプライド・ボラティリティー(IV、予想変動率)は先週、約1年ぶり高水準に上昇した。
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