日本の中小型株に出番、大型株人気一巡し実力再評価-好業績と割安感
記事を要約すると以下のとおり。
明治安田アセットマネジメントの永田芳樹シニア・ポートフォリオ・マネージャーは「大型株は日本株を買うというファッションで買われてきたが、小型株は買われなかった」と言い、今後小型株は17.4倍と当時の19.1倍よりも低い。 野村証券の伊藤高志シニア・ストラテジストは、大型株主導で上昇してきた日本株が「さらに上値を追うには大型株のバリュエーションが厳しくなっている」と分析。TOPIXの12カ月先1株利益予想TOPIX(緑)と米S&P500種株価指数は昨年の水準に届かず、ストックス欧州600(橙)のEPS推移Source:Bloomberg 海外と比べて相対的に好調な日本企業の業績をさらに規模別に分析すると、大型株に比べて小型株の優位ぶりが一段と鮮明になる。国内経済の成長に伴い、「内需の中小型株で循環物色できる企業の数が増えてきたとみている。」今後は「それぞれの企業が自らの力で売り上げや数量を伸ばせるかどうかといった個別銘柄ごとの差が出る」との見方を示した。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 日本の中小型株に出番、大型株人気一巡し実力再評価-好業績と割安感