日銀の国債保有残高が2008年以来初めて縮小へ、７－９月期にも

日本国債の投資家は日本銀行の利上げの可能性だけでなく、早ければ来四半期にも日銀が保有する膨大な国債の削減に直面することになりそうだ。
このことは、十分な日銀のサポートに慣れてきた国債市場に難題を突き付けることになる。
　日銀の買い入れを減らしていくということも考えたいと述べ、国債保有残高の調整を能動的な金融調節手段としては短期金利を使うと話している。
  　　植田総裁は日銀の国債保有が国債市場に与える影響について、「定量的に何％かというのは難しいと述べた。」
同リポートでは日銀の保有比率を大きく低下させるのに十分ではないだろう。
　ただ、日銀の保有比率の低下と上昇が市場に委ねるとのスタンスを示している。