日韓通貨スワップ再開へ、関係改善の象徴に-7年ぶり財務対話
記事を要約すると以下のとおり。
日韓両政府は29日午後、都内で7年ぶりに財務相級対話を開催し、2015年に失効した日韓通貨スワップ協定の再開で合意した。韓国当局によると、スワップ協定の期間は3年。今年3月に尹錫悦政権が徴用工問題の解決策を示したことをきっかけに関係改善が進み、首脳間の「シャトル外交」が再開。 鈴木俊一財務相は終了後の会見で、日韓とも十分な外貨準備が積み上がっているため、通貨スワップの発動は「当面ない」との見方を示しながらも、いざという時に備えることは「円、ウォンに対する信認にプラスに働く」と指摘。 同協定は両国関係の悪化を背景に、15年2月に失効。 S&Pグローバルマーケットインテリジェンスの田口はるみ主席エコノミストは、「関係の改善は相互にプラス。」財務対話の意義を強調。
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