欧州首脳、露「影の船団」取り締まり強化で合意-政治共同体会議
記事を要約すると以下のとおり。
英国のスターマー首相は、国際的な制裁を回避するために使用されるロシアのいわゆる「シャドーフリート(影の船団)」への取り締まり強化を発表し、英国で開いた欧州政治共同体(EPC)の首脳会議で、44の欧州諸国が計画を支持したと述べた。 スターマー氏は首脳会議後の声明で「欧州の仲間と共に、プーチン大統領の制裁回避の試みを可能にしている者へ、明確なメッセージを送る:ロシアのシャドーフリートが欧州の海上を自由に航行し、われわれの安全保障を危険にさらすことや、それによって生み出される汚い資金を許容しない」と述べた。一部の船は、ロシアへの武器輸送にも使われているという。 今回の追加制裁によって、60隻のオイルタンカーが米国、英国、欧州連合(EU)当局の制裁下に入った。 英国政府の声明によると、ウクライナの軍事用品の増産のため、35億ポンド(約7100億円)の資金援助を可能にする武器輸出支援協定で合意する見通しだとしている。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 欧州首脳、露「影の船団」取り締まり強化で合意-政治共同体会議