海外勢による日本の債券先物売りが一服、先行きは依然弱気との見方も
記事を要約すると以下のとおり。
海外投資家は日本の国債先物をようやく買い越し、過去最長となっていた売り越し記録がストップした。外国為替市場の円相場も対ドルで一時160円を突破し、波乱含みの状況にあることを裏付けた。 取引所のデータが「日銀直後のタイミングという意味では、少し特殊なタイミングだったということが考えられる」と指摘。日銀利上げ、バンガードも市場上回る回数見込む-ピムコに追随 SMBC日興証券の奥村任シニア金利ストラテジストはリポートで、通貨安がインフレに与える影響を軽視したことは円相場が急落するきっかけとなった。その後、今月に入って行われた岸田文雄首相との会談を受けて円に関する同総裁の発言トーンが変わったとの受け止めが市場では広がっている。長期国債先物は昨年11月に14年1月以来の安値を付け、現在も同安値に近い水準で推移している。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 海外勢による日本の債券先物売りが一服、先行きは依然弱気との見方も