米CPI、コア指数が予想上回る-FOMCに利上げの圧力
記事を要約すると以下のとおり。
2月の米消費者物価指数(CPI)統計では、変動の大きい食品とエネルギーを除いたコア指数が前月比ベースで5カ月ぶりの大きな伸びとなり、市場予想も上回った。 SVB危機が顕在化する直前、パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長は利上げペースの再加速に道を開いていた。パウエル議長の利上げ再加速戦略に誤算-トレーダーも金利予測見直し バンク・オブ・アメリカ(BofA)のグローバル経済調査責任者、イーサン・ハリス氏は「この泥沼に陥ったのは、多くの中央銀行と多数のエコノミスト、そしてFRBがインフレは死んだも同然と考え始めたからだ」とブルームバーグテレビジョンで発言。S&P500種株価指数も上昇し、ドルはもみ合う展開。食料品・飲料品の月間上昇率は2021年5月に見られたような大幅な値下がりとなった。食品とエネルギーを除いた財の価格は前月と変わらず。 エネルギー価格は低下。 総合CPIの約3分の1を占める住居費は前月比0.8%上昇。 ブルームバーグの計算は別の統計に基づけば、エネルギーと住宅を除いたサービス価格は0.5%上昇、昨年9月以来の大幅な伸びとなった。 この日発表された別の統計によると、2月の実質平均時給は前月比0.1%減少した。
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