米FRB、6月からバランスシート圧縮のペースを減速-市場に配慮
記事を要約すると以下のとおり。
米連邦公開市場委員会(FOMC)は1日、量的引き締め(QT)として知られるバランスシート圧縮のペースを6月から減速させると発表した。 市場関係者は米国債を押し上げた。 パウエル議長は記者会見で、エージェンシー債の償還元本が現在月約150億ドルであることから、ポートフォリオのランオフ総額は月約400億ドルに達していた。 3月19、20両日に開かれた前回のFOMC会合議事要旨によると、大半の当局者がFRBの7兆4000億ドルのポートフォリオをどこまで圧縮すれば、19年に市場の混乱を招いたことから、さらなるランオフには慎重なアプローチで臨むことが適切だと「幅広く評価」していた。こうした状況を背景に金融当局は柔軟性をもって今後のQTの道筋を検討することができる。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 米FRB、6月からバランスシート圧縮のペースを減速-市場に配慮