高級品株の人気急低下、中国の回復失速リスクで-米にも景気後退懸念
記事を要約すると以下のとおり。
大型テクノロジー株ブームに似た、高級品株人気が急速に失われつつある。 コンサルティング大手のプライスウォーターハウスクーパース(PwC)の推計によると、中国の買い物客は3250億ドル(約45兆5000億円)規模の世界高級品市場の約5分の1を占める。LuxuryandApparelStocksExposedtoChinaFadingChineseeconomicgrowthmayweighonperformanceSource:GoldmanSachs,BloombergNote:Luxurysalesexposuresincludeestimateof%salestoChinesenationalstravellingabroad;YTDperformanceasofJune1 ストックス欧州の高級品株の株価収益率(PER)は欧州株指標との比較で過去最高付近の水準となった。エルメスの利益予想に基づくPERは約50倍と、世界で最もホットなテクノロジー株であるエヌビディアと同水準にある。駄目ではないが、何か問題が起きれば、事態はあっという間に悪化しかねないと述べた。ブルームバーグのアジア担当チーフエコノミスト、チャン・シュウ氏は回復の「力強さと持続可能性を巡る懸念が強まった」と指摘した。こうした銘柄は年初からポートフォリオを押し上げてきたが、今や投資家は最良の時期は過ぎたのではないかと自問しているかもしれないと語った。最近の若干の調整にもかかわらず、バリュエーションはなお割高だとの見方を示した。
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