6月減額と7月利上げ読む債券市場、残るは日銀利上げペース織り込み
記事を要約すると以下のとおり。
日本銀行が国債買い入れの減額に踏み出したことを受け、6月の金融政策決定会合での本格的な買い入れ減額決定や7月会合での追加利上げを市場は織り込みつつある。一方、OIS2年先1年フォワード金利は0.7%を下回り、年1回程度の利上げペースしか織り込んでいない。 日銀の利上げペースが想定より速まるとの見方が強まれば、さらなる金利上昇圧力が加わる。国内金利上昇は内外金利差の縮小を通じて、為替相場を含むグローバルな資金の流れに影響を与える可能性がある。 主な意見では国債買い入れについては6月会合で「より明確な減額のシグナル」が発せられる可能性があるとみる。利上げのハードル 日銀は3月のマイナス金利解除により政策手段を短期金利に統一し、日銀当座預金に対する付利を0.15ポイントの引き上げにとどまるとの見方が強い。 問題はその先の利上げペースで、海外勢では目線を切り上げる先が複数出ている。日銀利上げ、バンガードも市場上回る回数見込む-ピムコに追随 ゴールドマン・サックス証はこれらに比べると緩やかだが、ターミナルレートは1.5%とみており、2027年にかけて年2回に高まれば一番影響を受けるのが中期ゾーン、特に5年債利回りだと指摘。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 6月減額と7月利上げ読む債券市場、残るは日銀利上げペース織り込み