8月の米雇用統計、18.7万人増-賃金鈍化、失業率3.8%に上昇
記事を要約すると以下のとおり。
労働市場は今年、米経済を支え、少なくとも短期的にはリセッション(景気後退)を回避する一助となっている可能性がある。6月と7月の雇用者数は11万人下方修正された。時間当たり賃金の伸びは著しく鈍化し、労働参加率は上昇した。 今回の雇用統計は労働力人口の生産年齢人口に占める割合)は3月以来初めて上昇し、賃金上昇圧力を和らげる一助となる可能性もある。 労働力需給のバランスが取れてきたことで、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)時の大幅な賃上げも影を潜めた。 8月の雇用者数はさらに増加していた可能性がある。全米自動車労組(UAW)によるストや政府閉鎖の可能性がある。TモバイルUS、約5000人を削減へ-全従業員数の7%近く 回答率の低下から雇用統計の正確性を疑問視するエコノミストもいる。需要が弱まると雇用主が人員を削減する前に労働時間を短縮させる傾向があるため、エコノミストはこの指標に注目している。この指標は通常、労働市場の方向性を示す先行指標となっている。 統計の詳細は表をご覧ください。
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