ECB、QT巡る思惑で利上げ幅は縮小か-15日に決定発表
記事を要約すると以下のとおり。
欧州中央銀行(ECB)のインフレとの闘いで新分野が加わることにより、金利の行方を巡って駆け引きが生じ、今週の利上げ幅が抑えられる可能性が出てきた。迫りくるリセッション(景気後退)を懸念するハト派は、QTに関するタカ派の決意をてこに、より小幅な利上げを予想している。 ECBDepositRatetoPeakat2.5%inFebruarySource:BloombergsurveyofeconomistsconductedDec.2-7 こうした妥協は初めてではない。インフレはピークに達したかもしれないが、中銀預金金利1.5%は脆弱(ぜいじゃく)な経済に追い打ちをかける水準に近付きつつある。「恐らくそれほど積極的でない利上げとする代わりに、資産購入プログラム(APP)で購入した債券の満期償還金全額再投資をやめることを決め、3月から実施するのではないか」と話した。ECBInterestRatesHaveNeverRisenFaster...orhigherinanyonecycleifofficialsdeliverhalf-pointstepthismonthSource:ECB*2022includeswidelyanticipated50bpstepinDecember QTのやり方については、積極的な売却ではなく満期証券のロールオフを当局者の過半数が支持していること以外の詳細は明らかでない。ドイツ連邦銀行のナーゲル総裁はAPPの保有債券の満期償還金再投資を来年3月までに完全にやめることを主張。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース ECB、QT巡る思惑で利上げ幅は縮小か-15日に決定発表