FRBのQT、早期終了も-債務上限問題が準備預金とRRPに波及
記事を要約すると以下のとおり。
米連邦債務の上限引き上げ問題を巡る駆け引きがワシントンで繰り広げられる中で、米連邦準備制度理事会(FRB)の量的引き締め(QT)が早めに終わる可能性があると一部のエコノミストや債券市場参加者はみている。 連邦準備制度に託されている商業銀行の準備預金は、米金融基盤の一部を形成。米政府がデフォルト(債務不履行)を回避したとしても、QTの終了が早まると考えられる。 「このプロセスには、不確実性をもたらす2つの要素があるとし、準備預金の適正水準がどのくらいかと、そこに到達するまでにどれほどの時間を要するかだが「それがわれわれには分からない」と述べ、債務上限問題は「その最終水準に到達するペースについての不確実性を高める」と分析した。RRPファシリティーはマネーマーケットファンド(MMF)資金の一時的な受け入れ先として機能する。このことは、RRPファシリティーに停留する資金が増える公算が大きいことを意味する。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース FRBのQT、早期終了も-債務上限問題が準備預金とRRPに波及