国際通貨基金(IMF)はシンガポール時間31日に公表した最新の世界経済見通し(WEO)で、今年の成長予測を1年ぶりに上方修正した。
日本の成長率見通しは23年が1.8%と、10月時点の予測より0.9%とし、0.4ポイント下方修正された一方、24年は0.2ポイント上方修正された。
22年は8.8%だった。
ただ、それで十分ではない。
グランシャ氏はインフレとの闘いにはまだ勝利していないと指摘。
また、従来想定よりも根強いインフレの可能性や金融市場の波乱、ロシアによる侵攻で高まった国際的緊張が国際システムの分断を招き、各国の協力を妨げる恐れなどにも言及した。
逆にサービス支出へのシフトでインフレが予想より急ピッチに減速する可能性があり、中銀はより小幅な金融引き締めで済むかもしれないとした。
粘り強い内需が背景失業率は今年の3.7%から来年までに約5.2%に上昇するものの、米国が23年にリセッション(景気後退)を回避できる「狭い道」があると予想成長率予測が最も上方修正されたのはロシア経済。
中国については0.8ポイント上方修正し5.2%とした。
IMF、23年世界成長率予測を1年ぶりに上方修正-年内底打ちへ
記事を要約すると以下のとおり。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース IMF、23年世界成長率予測を1年ぶりに上方修正-年内底打ちへ