ＪＰモルガンとＢｏｆＡに大打撃、タックス・エクイティ規則改定なら

米金融規制当局が計画しているタックス・エクイティ投資規則見直しは、 ＪＰモルガン・チェースとバンク・オブ・アメリカ（ＢｏｆＡ）を中心とする市場に大打撃を与えると、ウォール街の金融機関の上級幹部が相次いで警告している。
　米国の銀行自己資本要件を決定する連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）、連邦預金保険公社（ＦＤＩＣ）、通貨監督庁（ＯＣＣ）の3政府機関は昨年7月、いわゆる「バーゼル3最終化」草案を公表した。
再生可能エネルギープロジェクトに投資する能力は「著しく低下」あるいは「ゼロになる」だろうと書面で指摘した。
BillionsinExcessCapitalatRiskFromNewRegulationBankshavefarmorethancurrentminimums,butthatcushionmaydisappearSource:BloombergIntelligence　　法律事務所クリフォード・チャンスは、リスクウエートに関する提案によって、銀行による特定のタックス・エクイティ投資継続が「とてつもなく割高」になり、グリーンファイナンスに「有害な」影響を与えることは確実だと警鐘を鳴らした。