33年ぶり高値の日本株を襲う複数のリスク、新年相場の重荷になる恐れ
記事を要約すると以下のとおり。
ブルームバーグの調査によると、ストラテジストらは24年年央には日経平均株価が再び33年ぶりの高値を更新するとみるが、前半は5つのリスクが上値を抑える可能性がある。円安頼み 円相場は11月以降、対ドルで5%上昇した。 野村証の松沢氏は「今年の日本市場の上昇の一部は為替の動きによって押し上げられたものだ」と指摘。一方、日本の自動車メーカーは円に敏感だとし、今年4月から9月にかけてTOPIXが上昇した分の半分は27銘柄によるものだった。米ゴールドマン、日本株は投資家の多くは日本に資金を振り向けたが、専門知識に乏しく、ソニーグループや日立製作所などの大企業に投資先が集中したという。 サクソ・マーケッツのマーケット・ストラテジスト、チャルー・チャナナ氏は「FRBの基調に変化が見られれば、投資家は米国株式市場に戻ってくるだろう」と予想。売り圧力を強めさせる一因となった。 JPモルガン証券の西原里江チーフ日本株需給変化か、投信フローが示す個人大転換の可能性があるとの認識を示した。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 33年ぶり高値の日本株を襲う複数のリスク、新年相場の重荷になる恐れ