【米国市況】株が続伸、金融政策巡る楽観続く-ドルは135円台後半
記事を要約すると以下のとおり。
3日の米株式相場は続伸。 米ISM非製造業総合景況指数、予想以上の活動拡大を示したが、利上げの影響が景気に表れるのは遅くなる傾向があるためだとの見方も一部で浮上した。しかし、アトランタ連銀のボスティック総裁が前日に今夏の利上げ停止があり得ると発言したことから、センチメントが改善した。4-6月(第2四半期)にデータがどう進展するか確認する必要があるとブルームバーグテレビジョンで述べた。「時間がかかる」とし、「景気抑制的な政策には昨年転じたばかりだと続けた。国債直近値前営業日比(bp)変化率米30年債利回り3.95%-2.99%米2年債利回り4.86%-12.0-2.51%米10年債利回り3.87%-10.2-2.6-0.54% 米東部時間16時56分外為 外国為替市場ではドル指数は週間ベースでは1月以来の下落。 円は対ドルで135円台後半に上昇。それまではドル売り意欲が比較的抑制されるだろう。ロンドンICEの北海ブレント原油も続伸し、週間ベースで2週連続高。この日は金融市場全般でリスク志向が高まったことも、原油相場を押し上げた。 原油相場は今年に入り、10ドルの取引レンジを抜けていない。 ニューヨーク商品取引所(NYMEX)のWTI先物4月限は、前日比1.52ドル(1.9%)高い1バレル=79.68ドルで終了した。週間ベースで5週ぶりに低下し、金の割安感を高めた。 ユーロ圏のインフレは予想を上回り、欧州中央銀行(ECB)の金融政策がさらに引き上げられる可能性が相次いで示されている。金利スワップ市場では夏にも金利が5.4%に上昇し、年末までに引き下げられるとの見方が織り込まれている。
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