![プロフェッショナルとは何か、考えてみた。【量産性】](https://i0.wp.com/www.chiakidokai.com/wp-content/uploads/2015/12/thai-pineapple-fried-rice-1616493-1280x960.jpg?fit=1280%2C960&ssl=1)
高い品質を保ちながら量産するという、高次元での調和を図ることができてこそ、プロフェッショナルなのではないかと思う。
再現性の高い仕事をすることは、プロフェッショナルの条件のひとつだと思う。
同じことを何回でも繰り返すことができること。
例えば料理人。
何十食と量産することができて、プロの料理人だ。
少なくともチャーハンのプロと呼んでいいのではないか。
一日に一食のチャーハンを作るのがやっとだ、というのではプロフェッショナルではないだろう。
あるいは未だに完璧なチャーハンを作ったことがないので、一日に一食、究極のチャーハンを作ることに命をかけている、というのは、料理研究家かも知れないが、プロの料理人ではないだろう。
さらには、やはりその日ごとに、ひと皿ごとに、味が違うようであればプロの仕事とはいえない。
同じ味を再現できるレシピがあり、それを量産できるからこそ、プロフェッショナルだ。
レシピになっていない口伝でも構わない。
料理人の舌が一定の味を保つ、ということもあるだろう。
高い品質を保ちながら量産するという、高次元での調和を図ることができてこそ、プロフェッショナルなのではないかと思う。