米国がロシア大型LNGプロジェクトに制裁、出資国の日本は板挟みも
記事を要約すると以下のとおり。
米国がロシアの大型液化天然ガス(LNG)プロジェクトを制裁対象に指定したことにより、日本はエネルギー安全保障計画の推進と西側諸国との関係の間で板挟みになる恐れがある。ロシア北極圏のLNGプロジェクト「アークティック2」 ロシアは2030年までにLNG生産を3倍以上に拡大したい意向で、アークティック2はその重要な一部を担っている。ロシア産LNGが必要だと主張、昨年は三井物産と三菱商事にロシア極東の石油・天然ガス開発事業「サハリン2」の権益を維持するよう働き掛けも行った。これまでの制裁措置はロシア産LNGは今も日本や欧州に供給されている。「アークティック2」の施設Photographer:NataliaKolesnikova/AFP/GettyImages ブルームバーグNEFがまとめたデータによると、三井物産とJOGMECのコンソーシアムはアークティック2の10%株を保有し、年200万トンのLNGを受けるLNG全体の約3%に相当する。JOGMECにも3日にコメントを求めたが、まだ返答が得られていない。
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