ＯＰＥＣプラスの供給引き締め、緩和の兆し見られず－今週に閣僚会合

石油輸出国機構（ＯＰＥＣ）と非ＯＰＥＣ主要産油国で構成する「ＯＰＥＣプラス」は、4日に合同閣僚監視委員会（ＪＭＭＣ）を開き、世界の石油市場を検証する。
原油高は不安定な世界の景気の足を引っ張り、インフレを再加速させて消費者に打撃を及ぼし、主要中央銀行が計画する利上げ局面の終了を頓挫させる恐れがある。
　元ホワイトハウス当局者で、現在は米コンサルティング会社ラピダン・エナジー・グループの社長を務めるボブ・マクナリー氏は、「石油市場の締め付けは一段と厳しくなりつつある。」
ＯＰＥＣプラス参加国の大半は石油価格を押し上げることになった追加減産には加わっていない。