【米国市況】S&P500反落、年間では金融危機以来の大幅安-円上昇
記事を要約すると以下のとおり。
30日の米株式相場は反落。ナスダック100指数は今年1年間で3分の1の価値を失った。「良いニュースは、この1年が間もなく終わること。」米国債 米国債は下落し、あらゆる年限で利回りが上昇。国債直近値前営業日比(bp)変化率米30年債利回り3.96%6.471.6%米10年債利回り4.431.5% 米東部時間16時54分 シット・インベストメント・アソシエーツのシニアポートフォリオマネジャー、ブライス・ドティ氏は「経済活動の減速に加え、インフレで誇張された利益が消失するのに伴い、株式は苦戦するだろうが、債券は利回りのピークアウトで価格上昇の可能性がある中、まずまずの収益を上げるだろう」と指摘。外為 外国為替市場では円が主要10通貨に対して全面高。一方、ドル指数は下げて、6月以来の安値となった。為替直近値前営業日比変化率ブルームバーグ・ドル指数1246.60-4.76-0.410.410.4%ドル/円¥131.11-¥1.4% 米東部時間16時54分 ナショナルオーストラリア銀行(NAB)のシニアFXストラテジスト、ロドリゴ・キャトリル氏は「日銀のイールドカーブ・コントロール政策の終了は時間の問題で、日銀はこの政策をいずれやめなくてはならないというのが当社の見解だ。」 原油 ニューヨーク原油先物相場は大幅反発し、原油価格は急騰。しかしインフレを抑え込むための金融引き締めが成長を抑制するとの懸念にくわえ、中国需要の先行き不透明感から、ピークの水準からは大きく下げて1年を終えた。こうした変動の激しさから取引が手控えられて流動性が低下し、値動きは増幅した。WTI先物の年間騰落出所:NYMEX ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物2月限は3.65ドル高の85.91ドルで終了した。年間では6.59ドル上昇した。3月に過去最高値を付けた後は、積極的な米利上げを背景に7カ月連続で低迷し、ここ数週間ほどは米金融政策の緩和転換期待から値を戻しつつあった。金スポット価格出所:ブルームバーグ 2023年の金価格は、米国の物価圧力が和らぐペースと経済の健全性が主な動因になるとみられる。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 【米国市況】S&P500反落、年間では金融危機以来の大幅安-円上昇