おすすめ記事

ウォラーFRB理事、利下げ遅らせるか回数減が適切-最近の統計受け

記事を要約すると以下のとおり。

ウォラー米連邦準備制度理事会(FRB)理事は27日、最近の経済データでは年内に予想される利下げを遅らせるか、利下げの回数を減らすことが裏付けられると強調し、金利引き下げを急ぐことはないとの認識を示した。
 「経済生産や労働市場には持続的な力強さが見られる一方、インフレ抑制の進展は減速しているとし、「こうしたサインを踏まえると、金融緩和開始の措置を急いで講じることは考えられないと説明した。」
 ウォラー理事は講演のタイトルも含め、「急がない(norush)」という表現を4回使った。
 米金融当局者は最新の四半期経済予測で、2024年の利下げを予想するなど見方が分かれており、今年の実質GDP(国内総生産)伸び率見通しを2.1%と、昨年12月の前回予想(1.4%)から大幅上方修正した。
雇用情勢も引き下げを開始するのが適切になるだろうと引き続き確信していると発言。
 さらに、「幸運なことに、米経済の力強さと労働市場の底堅さのおかげで、金融緩和までもう少し待つことのリスクは小さく、性急に行動することに比べて大幅に低いとも語った。」
 なお29日には、米金融当局がインフレ指標として重視する個人消費支出(PCE)価格指数が発表される。

[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース ウォラーFRB理事、利下げ遅らせるか回数減が適切-最近の統計受け

Twitterでフォローしよう