ポスト黒田執行部は「総括再検証」必要、政策調整も-桜井元日銀委員
記事を要約すると以下のとおり。
日銀は2016年9月、経済・物価動向と政策効果に関する総括的な検証を踏まえて政策の枠組みを変更し、長期金利の変動許容幅を上下0.25%程度に明確化することなどを決めた。足元で前年比3%まで上昇率を高めた消費者物価(生鮮食品を除くコアCPI)は来年半ばにも2%を割り込むと予想し、政策修正は「あくまでも微調整にとどまる」とみる。長期金利(10年国債金利)の買い入れ停止も選択肢とした。 市場では黒田総裁の就任会見で、金融緩和策の検証を予告してくる可能性があるとしている。政府・日銀は9月22日に24年ぶりの円買い介入に踏み切り、10月にも実施の有無をその都度公表しない「覆面介入」を行った。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース ポスト黒田執行部は「総括再検証」必要、政策調整も-桜井元日銀委員