楽天Ｇの劣後債が上昇、公募増資は社債にはポジティブとの見方

12月に期限前償還を迎える 楽天グループの劣後債の価格が上昇している。
  　　クレジット・デフォルト・スワップ（ＣＤＳ）市場でも楽天Ｇの社債保証コストが低下、16日は2営業日の下落幅が過去最大を記録する見込みとなった。
　楽天Ｇは16日、公募増資と第三者割当増資の実施を発表。
12日に発表した23年1－3月期決算はモバイル事業で1027億円の赤字から回復基調にあるものの自己資本比率は12月末の3.5％に低下し、グループにとって資金調達が大きな課題となっていた。