米テクノロジー株の上げは行き過ぎ－モルガンＳウィルソン氏

米国株への弱気で知られるモルガン・スタンレーのマイケル・ウィルソン氏は、20％を超えたテクノロジー株の上昇は持続不可能だとし、同セクターは新たな安値を付けるだろうと予想した。
　ウィルソン氏はリポートで「テクノロジー株は実はむしろ景気循環銘柄で、弱気相場では市場全体とともに底値を付ける傾向がある」と指摘。
その局面では景気循環が株価上昇要因になると説明した。
  　　ミスラブ・マテイカ氏らＪＰモルガン・チェースのストラテジストもテクノロジー株について、「構造的にポジションを組むべき場所ではもはやないかもしれないと述べ、利益へのリスクと妙味のないバリュエーション、長期的に見て極めて割高な価格から、テクノロジー株の強いアウトパフォーマンスは終わると予想した。」