ＦＴＸ幹部、ジェーン・ストリートの教え生かせず－リスク管理で

暗号資産（仮想通貨）交換業者ＦＴＸの創業者サム・バンクマンフリード氏をはじめ、ジェーン・ストリート・グループを経てＦＴＸに集った者たちが今月、仮想通貨市場を焦土に化す前まで、世界最大級のマーケットメーカーでありながら、ジェーン・ストリートは知る人ぞ知る存在だった。
従業員の公の場での発言もリスクになり得るとして制限している。
　ＦＴＸの他のジェーン・ストリート出身者は、同グループ内のトレーディング会社アラメダ・リサーチの最高経営責任者（ＣＥＯ）を務め、今年8月に退任を表明したサム・トラブッコ氏はサスケハナ・インターナショナル・グループのトレーダーだった。
最高執行責任者（ＣＯＯ）のコンスタンス・ワン氏はクレディ・スイス・グループ出身。
暗号資産の取引は約5年前から始めている。
　ＦＴＸの担当者にコメントを求めたが返答はなかった。